中央検査部で行う検査の情報について、Web簡易版を公開しました!詳細は院内にある「検査案内」をご参照ください!
2025年度版(2025年6月1日発行) 検査案内 (Web簡易版)はこちら
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中央検査部で行う検査の情報と関連リンク
中央検査部で行う検査の情報

検査一覧 (Web 簡易版) 2025年度・採血管・容器一覧
中央検査部から採血時のお願い
当院では 検体の凝固・採血量不足による「再採血」が非常に多く発生しており、検査報告遅延による患者サービスの低下、再採血による業務負担の増加、医療資材費の増大など、さまざまな影響が生じております。患者さんへの負担軽減とともに、病院全体の職員の負担軽減に、どうかご協力ください。
注意事項 | 対策 |
1. 採血後はしっかり転倒混和 |
採血管内で血液が凝固すると正しく検査ができず、再採血になります。特に凝固検査に用いる「クエン酸水色」の採血管は内腔が狭く混ざりにくいため、採血管内の空気の動きを確認し、確実に混和してください。 |
2.クエン酸水色(凝固検査)は採取ラインまで |
「クエン酸水色」は抗凝固剤と血液の比率が1:9と決まっています。規定量を正確に採血しないと正しく検査ができません。採血時には、採取ラインまで血液が入っていることをご確認ください。 |
3.クエン酸水色は2本目以降に採血 |
翼状針採血の場合、1本目の採血管にはチューブの空気が入るため、採血量がその分だけ減少します。また、1本目では針先の組織液が混入するため、特に凝固しやすくなります。 |
4. 採血管の容量を守ってください |
採血量は検査項目内容に応じて設定されており、規定量に満たない場合は検体量が不足し、検査不能となることがあります。また、採血量が少ないと、採血管内の残圧により溶血をおこします。 |